2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
親爺の古いアルバムをめくっていたら発見。 60年以上前の小学校の学芸会の白黒写真です。 ちょっと驚き、どの文字もハイセンス。 目を見張るのが西暦「1954」。「9」も「4」もスタイリッシュ。 「5」という数字にかかる「輪っか」は飾り? 幕に描かれたマ…
民家のあいだに商店がまばらに点在する通りで発見。 「氷」 たった一文字ですが、すらりとスマートな【あじ文字】に目が留まりました。 ていねいな色の塗り方は、お店の方の実直さを保証しております。 「田中冷菓」の緑がかった青と、かぶる「青」。 冷菓や…
青森県弘前公園の観桜会で発見。 今回目を奪われたのは、文字よりも、じつは絵。 仙人とおかっぱ…。 慣れない手つきで中華そばを啜るおかっぱ少女を、 やさしく見守る白髪髭の爺。 いずれにせよ、あの爺さんの導師のような服装と肩幅の広さ… ただ者ではあり…
青森県のローカル線、津軽鉄道の津軽中里駅で発見。 ちなみに構内踏切とは、停車場構内にある道路と交差する踏切を指す、とのこと。 よくわかりません。が、まあ、いいんです。【あじ文字】の話ですから。 「津軽」の文字のみ縦書き、「津」はよい加減に押し…
市街地から一本通りに入った看板屋さんの軒先で発見。 もう営業はしていないのかね。ここらもコンビニが席巻しているからね。 この【あじ文字】、小窓のひさしに直接書かれたようです。 看板屋さんであるにもかかわらず、ありきたりで力の抜けた文字に親近感…
太いビニールテープを切り貼りして製作したものと思われます。 切って貼る、切って貼る、ただそれだけの、無駄を徹底的に (いやこの場合テッテ的というのが正しい文法、でしょうか) 省いた仕事と思われます。 言っても町内会の仕事ですからね。 ああ、だが…
硝子店の、軒先に立てかけられた網戸にダイレクトで書かれた【あじ文字】。 光が差し込んで見にくくてごめんなさい。 でも、網戸に書かれているからね…、 透けちゃうのよ。 「アミ戸」という文字のカタカナの「ミ」、かなりの急勾配、いいですね。 「致しま…
第10号に引き続き、霊園の程近くで墓参用の生花を売っているお店の【あじ文字】。 行きで桶に入った生花を買ったお客さんは、 墓前に花を供え、 帰りに、桶をこのベンチ様の木の台に返却する、という算段だ。ナイスアイデア。 「有難うございます。車に気を…
程近くにある霊園の、墓参用の生花を売っているお店の看板である。 「花」という華やかな漢字には、やや似つかわしくない極太の文字が、残された家族を励ます。 生花とはすなわち「切り花」のことと思われる。 しかしながら、生花という文字の上の、半分見切…
端正な文字列であります。 「鳥」という漢字の4つの点々、与えられた場所に慎ましくも窮屈に収まってる感じ…、微笑ましい。(あたえられた場所で咲きなさい的な…) まだ頭デッカチなヒヨッコのイメージ。 「谷」という漢字は、ヒゲをたくわえたオジさまの苦笑…
「家の中、丸ごと処分OK…」、いったいその家で何があったのか… その事情には触れますまい。(まあ当然、有料よね) いま、注目すべきは「文字」です。 「一般廃棄物収集運搬許可限定第〇〇号 有料」(息継ぎなしで言えますか) 「一」の漢字のみが妙に強気です…
とある界隈のカイロプラクティックの看板。 すべての文字が絶妙のバランスで歪んでいるのがお分りいただけるだろうか。 「肩」という漢字の「戸」と「月」は、脱臼しかけているし、 「痛」という漢字からは「つうぅ」という声にならぬ声… 「ぎっくり腰」とい…
店先の窓にさりげなく掲げられていた【あじ文字】を発見。 一見既成のフォントの印刷物かなと思いましたが… 近づいてみると、やはり手書きの文字。端正だが噛むほどに味わいが増すタイプ。 職人による丁寧な仕事とみた。 「営」の漢字の「ロ」と「口」を精一…
【あじ文字】第5号。 この一輪車はヨウコのだべさ。 勝手に使っちゃならねえぞ。 黄色い名前札が、 緑色の細いスズランテープでしっかりとくくりつけられております。 文字は歳月を経たのかかすれてはおりますが、 ヨウコの「コ」の字に強い意志が感じられま…
【あじ文字】第4号。 「転」という漢字の「云」の部分の、出しゃばらない佇まいと若干の傾きが泣けます。 さらには「自」や「店」という漢字の、てっぺんの⚫︎がポップ。 最高級の【あじ文字】に最高キュン。
【あじ文字】第3号。 通行止め、の短縮形でしょうか。 幅広の手書き文字ゆえか、厳しい言葉にも関わらず、若干の温もりを感じませぬか。 あの通路の奥に広がる暗がりにも思いを馳せずにはいられません。 手前の商店の庶民感もたまりません。